2018.11.02 |お金の知恵袋

2018年11月 住宅ローン金利情報

 

 

今年も早いことに11月になり、残すところ2ヶ月となりました。

そろそろ年賀状の準備なども気になりつつ、今年ことは早めにやってしまいたいところです。

 

さて、毎月1日はその月の住宅ローン金利が各金融機関から発表になります。

これから住宅ローンを借りられる方にとっては、とても気になる住宅ローン金利情報。

 

その金利のここ最近の状況ですが、民間の金融機関の住宅ローンに関しては

10月から11月にかけての金利変動は大きくは無さそうですね。

 

変動金利の金利が低い金融機関でおおよそ0.5%を切っています。

長期の固定金利では1.1%や1.2%で35年固定が借りられる金融機関もあります。

 

一方で住宅金融支援機構のフラット35を見てみると、実は9月以降は毎月連続して金利が上がっています。

そして、今月もフラット35は金利が上昇しました。

直近1年間くらいのフラット35の金利を見ておきましょう。




[フラット35、返済21年以上、融資率90%以下、機構団信加入]

2017年

10月 1.36%(-)

11月 1.37%(↑0.01

12月 1.34%(↓0.03

2018年

1月 1.36%(↑0.02

2月 1.40%(↑0.04

3月 1.36%(↓0.04

4月 1.35%(↓0.01

5月 1.35%(-)

6月 1.37%(↓0.02

7月 1.34%(↓0.03

8月 1.34%(-)

9月 1.39%(↑0.05

10月 1.41%(↑0.02

11月 1.45%(↑0.04




このように、ここ3ヶ月での上昇幅がここ1年以内でも割と大きかったので、少しインパクトも大きく感じます。

ただ、これが来月以降どうなるのかというのは、なんともいえませんね。

 

実際には、住宅ローンを借りる時は、住宅ローンを申し込んだ時の金利ではなく、住宅ローンの融資実行される時の金利が適用されます。

よって、これからマイホーム購入される方は今の金利ではなく、実際にお引渡しを受ける時に金利がどうなっているのか?

 

こればかりは、なかなか私たちFPでも、どうなっているのかはわかりません。

決して、金利が上がっているから早く買いましょうね~という話をしているわけではありませんよ。

 

客観的にここ数ヶ月はフラット35では金利が上がっていますよ~というお話です。

 

フラット35でここまで金利が上がっているとなると、一方で民間の金融機関の長期固定の住宅ローンが魅力的になってきました。

関西の某地方銀行においては、35年固定で最優遇金利が1.2%で、しかも「がん団信」が含まれているという住宅ローンがあります。

 

いま、長期固定の住宅ローンを考えるのであれば、個人的にはここがオススメかなと思っています。

 

このように、住宅ローンも毎月金利が変わるので、おすすめする金融機関も月替わりとなります。

また、来月以降も月の初めには住宅ローン金利をレポートしたいと思います。
住宅購入サポートFP相談所