今年も早いことに11月になり、残すところ2ヶ月となりました。
そろそろ年賀状の準備なども気になりつつ、今年ことは早めにやってしまいたいところです。
さて、毎月1日はその月の住宅ローン金利が各金融機関から発表になります。
これから住宅ローンを借りられる方にとっては、とても気になる住宅ローン金利情報。
その金利のここ最近の状況ですが、民間の金融機関の住宅ローンに関しては
10月から11月にかけての金利変動は大きくは無さそうですね。
変動金利の金利が低い金融機関でおおよそ0.5%を切っています。
長期の固定金利では1.1%や1.2%で35年固定が借りられる金融機関もあります。
一方で住宅金融支援機構のフラット35を見てみると、実は9月以降は毎月連続して金利が上がっています。
そして、今月もフラット35は金利が上昇しました。
直近1年間くらいのフラット35の金利を見ておきましょう。
[フラット35、返済21年以上、融資率90%以下、機構団信加入]
2017年
10月 1.36%(-)
11月 1.37%(
↑0.01)
12月 1.34%(
↓0.03)
2018年
1月 1.36%(
↑0.02)
2月 1.40%(
↑0.04)
3月 1.36%(
↓0.04)
4月 1.35%(
↓0.01)
5月 1.35%(-)
6月 1.37%(
↓0.02)
7月 1.34%(
↓0.03)
8月 1.34%(-)
9月 1.39%(
↑0.05)
10月 1.41%(
↑0.02)
11月 1.45%(
↑0.04)
このように、ここ3ヶ月での上昇幅がここ1年以内でも割と大きかったので、少しインパクトも大きく感じます。
ただ、これが来月以降どうなるのかというのは、なんともいえませんね。
実際には、住宅ローンを借りる時は、住宅ローンを申し込んだ時の金利ではなく、住宅ローンの融資実行される時の金利が適用されます。
よって、これからマイホーム購入される方は今の金利ではなく、実際にお引渡しを受ける時に金利がどうなっているのか?
こればかりは、なかなか私たちFPでも、どうなっているのかはわかりません。
決して、金利が上がっているから早く買いましょうね~という話をしているわけではありませんよ。
客観的にここ数ヶ月はフラット35では金利が上がっていますよ~というお話です。
フラット35でここまで金利が上がっているとなると、一方で民間の金融機関の長期固定の住宅ローンが魅力的になってきました。
関西の某地方銀行においては、35年固定で最優遇金利が1.2%で、しかも「がん団信」が含まれているという住宅ローンがあります。
いま、長期固定の住宅ローンを考えるのであれば、個人的にはここがオススメかなと思っています。
このように、住宅ローンも毎月金利が変わるので、おすすめする金融機関も月替わりとなります。
また、来月以降も月の初めには住宅ローン金利をレポートしたいと思います。